みなさん、こんにちは。
昨日から読書しようと決めて、今日が2日目です。
1日で読了できたので、今回読んだ本を紹介したいと思います。
私が今回読んだ本は、汐見夏衛さんが書いた
『君はきっとまだ知らない』スターツ出版文庫
です。
この本は女子高校生の主人公が、クラスで不遇を受け、自分の気持ちの葛藤に悩んでいく姿を描いた本です。
今回はこの本を読んだ感想を記したいと思います。
本を読んだ感想
今回、この本を読んで、自分がつらい状況にある時に、それを言葉にして、一人で抱え込まないようにする大切さを感じました。
学校、仕事、人間関係、日々の生活など、つらかったり、苦しかったりする時って誰でもありますよね。
そんな環境から逃げ出したいと思う一方で、「ここで逃げてはダメだ」、「他の人も苦しい思いをしながら頑張っているんだ」と思って、自分のつらさや苦しさを抱え込んでしまう方も少なくないと思います。
そして、「思い通りにいかないのは、自分の責任だ」というように考えて、余計に自分を責めてしまったり、弱い自分を周りに見せないように明るく振る舞うなどして、何とか持ちこたえようとすることがあると思います。
私自身も、悩みを抱えていたり、とても苦しくて、落ち込んだりしているときに、なんとかいつも通りに振る舞おうとしてたこともありました。
でも、この本を読んだ後に感じたことは、「つらいときや、自分が嫌な思いをしているのなら、それを言葉にして、伝えていいんだ」っていうことです。
そうすることで、気持ちが楽になったり、寄り添ってくれる人がいることに気づけたり、自分が思いもしなかった方法で解決策を示してくれる人がいるかもしれません。
泣きたいくらい辛い時って、本当にしんどいと思うので、それを「自分が弱いからだ」と思ったり、「周りに心配をかけてはいけない」なんて思わなくてよいと思います。
心が苦しいときは、自分で思いを抱え込まずに、周りの人に話してみるということを、心にとめておくことが大切だと思います。
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