英語を話せるようになるには

英語の勉強

「英語が話せるようになりたい。」

そう思ったことがある方は多いのではないでしょうか。

今回は、英語を話せるようになるためにどのように勉強をしていけばよいのか、私の失敗の経験も踏まえて書いていきたいと思います。

英語の習得には時間がかかる

まず、英語を勉強する上で、英語がすぐできるようになる勉強法というものは存在しないことを心にとめておく必要があります。

私も経験があるのですが、結果が出ないと勉強へのモチベーションが上がらず、途中でやめたくなります。

でも、初学者から勉強をはじめるなら、半年くらいは我慢しないと、目に見える結果は出ません。

なので、結果が出なくても、勉強していくことが大事です。

私も、大学受験の際に英語を勉強し、10ヶ月くらいたった頃に、長文が読めるようになるなど、結果が出始めました。

単語と文法なら半年くらいで理解できるようになっていましたが、基本を固めてから、文章を読んだり、聞いたりできるようになるのは、少し時間がかかります。

また、書いたり、話したりできるようになるのは、もっと大変です。

なので、結果が出なくても、長い目で見て勉強をしていくことが大事です。

英語が何のために必要なのかを考える

ここからは私の経験も踏まえて、英語の勉強への取り組み方を書きます。

まず、みなさんは、なぜ英語を勉強するのでしょうか。

例えば、

①大学受験で英語をできるようにしないといけない

②就職でTOEICのスコアが必要だ

③とにかく話せるようになりたい

といった目的・目標があるでしょう。

英語を勉強を始めるときに、何のために必要なのかを考えるべきです。

なぜなら、それによって必要な練習が変わるからです。

この目的を見誤って勉強をはじめてしまったのが私です。

私は、自分が目指す方向に合った勉強をしなかったため、無駄に時間がかかっており、モチベーションを維持するのが大変です。

皆さんには、そのような失敗はしてほしくありません。

なので、自分がなぜ英語を勉強するのか、またしたいのかを考えてみてください。

もし、その答えが、「英語を話せるようになりたい」というものであれば、会話ができるようにしなければいけません。

会話に必要なのは、リスニングとスピーキングです。

すなわち、リーディングとライティングはいらないわけです。

一方で、「就職でTOEICが必要」というのであれば、TOEICの勉強をすればよいので、リーディングとリスニングにフォーカスすればよいのです。

ただ、「英語ができるようになりたい」って思う人のほとんどが、話せるようになることだと思います。

そこで今回は、英語を話せるようになる勉強をどのようにしていけばよいのかに焦点を当てたいと思います。

英語が話せるようになるためにまずは基本の勉強を

英語が話せるようになるためには、単語と文法、そして発音の知識が必要です。

そのため、この3つは避けて通れないものです。

では、どれくらいのレベルまでやればよいのでしょうか。

文法と発音は知識が限られているので、全部です。

文法は大学受験レベル(高校英語)までやればよいと思います。

よく、中学英語でOKというのもありますが、それだと複雑な文章を作れないので、ぜひ大学受験レベルまではやってほしいです。

単語は無限にあるのでその都度アップデートしていく必要がある一方で、全部は無理です。

そのため、最低でも大学受験レベル、あとは必要に応じて、覚えていけばよいと思います。

おすすめの参考書も紹介しておきたいと思います。

①発音

・『英語耳 発音ができるとリスニングができる』KADOKAWA

②文法

文法書は、すべてを網羅している参考書に加え、問題集も買った方がよいです。

やはり、知識を定着させるには、自分で解けるようになる必要があるからです。

参考書

・『真・英文法大全』KADOKAWA

問題集

・『大学受験スーパーゼミ 全解説 頻出英文法・語法1000』桐原書店

これらと併用して、

『スタディサプリ中学講座・高校講座』の「高3スタンダードレベル」、「同ハイレベル」、「同トップレベル」を受講するのも強く勧めます。

 「スタディサプリ中学講座・高校講座』は月額2,178円で、見放題です。また、初回は14日間無料(クレジットカード決済のみ)なので、気軽にはじめてみて欲しいです。

私はこの講座を高校2年生の時に偏差値45程度で英文法が全くわからない状態で受講したのですが、わかりすいし、楽しいしで、スタンダードレベルは3日で見終わってしまいました。

本当におすすめです。

③単語

・『Stock3000』『Stock4500』文英堂

上記の参考書を使用するなどして、基本を終わらせてしまいましょう。

徹底的に話せるようになる練習をしよう

基本の勉強を一通り終えたら、スピーキングとリスニングの練習をすぐにしましょう。

私は話せることが目標なのに、TOEICなどの資格の勉強をしていまい、3年くらい勉強しているのにいまだに日常会話しか話せず、こみいった議論とかがほとんどできません。

みなさんには、私より効率よく高いレベルまでいってほしいので、ぜひ会話に特化した練習をしてほしいです。

そこで、まずやることは、座学で学んだ文法を口頭で運用できるようになることです。

そこでやってほしい教材が

『英語のハノン初級・中級・上級』筑摩書房

です。

英語のハノンは高校レベルまでの英文法を使い、徹底的に口頭で文章をつくるトレーニングをする本です。

最初はもちろん初級からはじめてください。

この本の文法は、読むだけなら、あっさり訳すことはできます。

しかし、これを音声の後に続いて発話しようとすると、全くできません。

やり方は本に詳しく書いてあるので、省略しますが、初級だけでもはじめてみてください。

私は1年半以上やっていますが、中級まではそこそこできるようになりました。

上級は半年以上やっていますが、まだ全然だめです。

時間はかかりますが、必ず成果が出るので、無理しないペースでやってほしいと思います。

それに平行して、英検やTOEFL、IELTSのスピーキングパートをやりましょう。

これは自分の好みでOKです。

社会問題などに答えられる練習やよどみなく自分の意見を言う練習をここでするのが目的です。

これも全く無理する必要はなく、自分が使えそうな文章を暗記したりすればよいと思います。

まとめ

いかがでしたか。

話せるようになるためには話す練習をしないといけません。

私はTOEICなどの資格の勉強を中心にしてしまったので、いまだに苦労しています。

皆さんには私のような失敗をせずに、英語力の向上を目指して頑張ってほしいです。

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