「単語も覚えてきたし文法もできるようになってきた!でも長文が読めるようにならない(泣)」
英語の長文読解って難しいですよね。
私も読めるようになるまでは、単語と文法を固めてから2ヶ月くらいかかりました。
でも正しい方法で勉強すれば、必ずできるようになります。
今回もスタディサプリを使って英語が読めるようになる方法をご紹介します。
長文が読めるようになるプロセス
単語も文法も基本を抑えたし、そろそろ長文を読む練習をしようと思い、いざ読んでみると、全く読めないって経験ありますか。
私も実際そうでした。高2の11月から勉強をはじめて高3の7月までに単語と文法を一通り終わらせました。
いよいよ8月から長文を読んでいくぞ!って思って、やってみたはいいものの、全く読めませんでした。
あの時の絶望感、今でも忘れられません。(笑)
でも、それって普通なんです。
やっぱりちゃんと読む練習をしないといけないんです。
では具体的にどうすればよいのかを書いていきます。
①短文処理を行う。
まず、1文をしっかり構文をとれて訳せるようになることが重要です。
文章を読んだときに、主語、動詞、名詞、形容詞、副詞がどれなのか、接続詞がどこからはじまっているのか、ここから関係詞が修飾しているなどを把握できるようにしないといけません。
例えば以下の文章を構文把握してみてみます。
I will meet a man who became a baseball player.
そうすると、
Iが主語(S)
meet が動詞(V)
a man が名詞(O)
そして whoから関係代名詞節がはじまり、
became が関係詞節内の(V)
a baseball playerが関係詞節内の(C)※ここでは補語 主語と動詞が=の場合は補語(C)になる
こんな感じで処理をしていきます。
訳は「私は野球選手になった男性と会うつもりだ(予定だ)。」
という風になります。
これを構文把握といいます。
構文把握が終わったら、次に音読を10回します。
注意すべきことは、やみくもに音読すればいいというわけではありません。
意味を浮かべながら読みます。
例えば
I will meet 、、、
と読みながら
私は会う予定だ、、、
という風に音読していきます。
目安は10回といいましたが、最低10回でスムーズに意味が出るまで何十回もやります。
私は文章によってですが、10回から50回ほど音読をします。
回数は自由なので、できたと思ったらおしまいにしてOKです。
この作業をして、はじめて1つの文章を理解できたことになります。
この1文の処理をしていくと徐々に読めるようになっていきます。
1文ずつできるようになったら、中文の処理、最後に長文読解をしていきます。
これが全体の流れです。
これをスタディサプリを利用してやってみてほしいです。
スタディサプリで演習しよう
先ほどまで、長文が読めるようになるプロセスについて紹介しました。
この流れは私自身、スタディサプリを受講して得たものです。
なので、ぜひスタディサプリを受講してほしいです。
まず、「高3スタンダードレベル英語<読解編>」からスタートします。
そこで、1文を正確に読めるように訓練をします。
そのあと、中文で英語独特の論理展開の仕方を学びます。
英語と日本語の論理展開は違うので、受講してぜひ学んでほしいと思います。
それが終わると、最後に長文読解で演習をしていきます。
私も始めたころから、構文把握と音読をするという指示を守って勉強をしていました。
それでも、最初は全然できるようにならなくて、本当にできるようになるのか不安でした。
でも、信じて勉強をした結果、9月に受けた模試で急に読めるようになりました。
はじめてスラスラ読めるようになったあの感覚は今でも忘れられません。
あの感動をぜひ味わってほしいので、きつくても続けてほしいと思います。
さて、スタディサプリの講座ですが、スタンダードレベルが終わったら、自分が目標にするレベルに合わせて続きを受講していくと良いと思います。
受験生の方でマーチレベルを目指す方なら、ハイレベルまで、早稲田、慶応まで目指すのであれば、トップレベルまでやるのが良いと思います。
社会人の方ですが、TOEIC800点以上や英検1級の場合なら、ハイレベルまでやれば、そこまで困らないと思いますが、完璧にしたいのであれば、トップレベルまでやるとよいでしょう。
問題集で演習を
私はスタディサプリだけで、マーチレベルに合格、TOEIC895点を取ることができたので、最初はスタディサプリのみでOKだと思います。
ただ、長文読解は毎日やらないと読めなくなってしまうので、問題演習は必要です。
なので、おすすめの問題集を紹介したいと思います。
問題集を選ぶ着眼点としては、
①それぞれの問題に対して解説がのっているか
②構文把握した文章と日本語訳があるか
③音読用白文がのっているか
この3つが重要です。
③が意外と盲点で、問題を解いているときには、スラッシュを入れたり、メモしたりするので、それで音読するのはあまりよくないです。
構文把握したうえで音読をするので、構文を頭で解析しながら読めるようにする練習として、音読用白文は必要です。
私が使ったおすすめの問題集を以下に記載します。
①構文把握用
・『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本』
・『世界一わかりやすい英文読解の特別講座』
②長文読解演習用
・『英語長文ハイパートレーニング レベル1~3』(レベルに応じて使用)
・『関正生の英語長文ポラリス レベル1~3』(レベルに応じて使用)
・『関正生のThe Rules レベル1~4』(レベルに応じて使用)
私自身、全て使ったことがあり、成果も十分得られました。
ぜひ、使ってみてください。
いかがでしたか。
ぜひスタディサプリを使って、自分の目標に向かって頑張ってください。
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